2024年8月31日(土)に、第10期定時社員総会と第9回研究講演会を開催いたしました。
協賛:公益社団法人 日本工学教育協会様
当初は工学院大学新宿キャンパスでの対面とオンライン(Zoom)による
ハイブリッド方式で開催予定でしたが、台風10号接近に伴い急遽
オンラインのみの開催へ変更となりました。
第10期定時社員総会においては、
前年度第9期の活動報告・決算報告および監査報告について、
新年度第10期の活動計画および予算について、
それぞれ社員(会員)の皆様の承認をいただきました。
第9回研究講演会においては、
第一部の研究講演と第二部のLCフォーラム(リーダーシップ事例)の
二部構成で講演が行われました。
【研究講演】
1.日本リーダーシップ学会版リーダーシップ用語集の編纂
2.人ではなく「場」を起点としたリーダーシップモデルの提案
【LCフォーラム(リーダーシップ事例)】
1. 吉田松陰に学ぶリーダーシップ教育
2. 「八甲田山死の彷徨」(新田次郎著)に見るリーダーシップの分析
3. 企業における階層別研修と経営リーダー研修のギャップ
4. 講話「冷汗と失敗気づきと行動」人事部が扱わない、
若手からベテランまでを対象とした、失敗・成功体験からの
社会通念・常識・人間力…についての講話活動
第9回研究講演会プログラムは⇒こちら
会員の皆様の日頃の研究内容をご講演いただき、
それらを元に熱のこもった議論が展開されました。
日本リーダーシップ学会は2014年の設立から10周年を迎えました。
多数のリーダーシップに関する研究が幅広い分野で行われていること、
その研究成果を研究講演会や論文にして公開してきたことは、
会員の皆様方が積極的に活動された成果であると改めて感謝申し上げます。
国内の学会が規模の大小を問わず会員の大幅減に悩まされていると
いわれる現在は、学会のあり方の見直しが必要な転換期だと考えられます。
学会の魅力は単なる情報収集だけではなく、比較的近い専門分野を
有する人間関係の獲得と維持・更新ではないでしょうか。
研究講演会や論文で発表した研究などの各種取り組みを実践する中で、
現会員へ向けた充実した活動と、新しい会員への魅力ある情報発信とを
提供し続けることが大きな使命だと思っています。
日本リーダーシップ学会は、新年度も活動をさらに進化・深化させてまいります。